IT導入補助金2025 3/31~申請受付開始

IT導入補助金2025とは?

IT導入補助金2025は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合わせてITツールを導入する際、その費用の一部を国がサポートする制度です。​これにより、業務効率化や生産性向上を目指すことができます。

対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。

また、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます。

補助金申請者(中小企業・小規模事業者等のみなさま)は、IT導入補助金事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請することが必要となります。

中小企業の皆様、IT導入補助金を活用し、生産性の向上を目指しましょう!

トップページ | IT導入補助金2025
「IT導入補助金2025(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」のポータルサイトです。本事業は、ITツールの導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。

補助対象者って?~自分の会社は対象になるの?~

対象となるのは「中小企業・小規模事業者」

ざっくり言うと、製造業・小売業・サービス業など、業種問わず「中小企業基本法」に基づく中小企業や小規模事業者であれば対象になります。

もう少し具体的に見てみましょう👇

業種資本金の目安常時使用する従業員数の目安
製造業・建設業など3億円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
小売業5千万円以下50人以下
サービス業5千万円以下100人以下

※ 上記のどちらかを満たせばOKです!

個人事業主・医療法人・NPO法人も対象になる場合あり

実は、法人だけでなく 個人事業主 も対象になります。
また、医療法人・社会福祉法人・学校法人・NPO法人なども、要件を満たせば対象に含まれます。

対象外になるケースは?

例えば、以下のような場合は対象外になることがあります。

  • みなし大企業(大企業に実質的に支配されている企業など)
  • 主たる事業が補助対象外(例:宗教法人、風俗営業など)
  • 過去に不正利用歴がある事業者 など

補助率と補助額

通常枠では、以下の条件で補助が受けられます。

  • 補助率:​基本的には1/2以内ですが、3か月以上、地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上である場合、補助率が2/3以内に引き上げられます。
  • 補助額
    • 1プロセス以上のITツール導入:5万円以上150万円未満
    • 4プロセス以上のITツール導入:150万円以上450万円以下​

プロセス数の要件により補助額が異なりますので、ご注意ください。

補助対象経費

補助の対象となる経費は以下の通りです。

  • ソフトウェア費:​ソフトウェア購入費やクラウド利用料(最大2年分)
  • オプション費用:​機能拡張、データ連携ツール、セキュリティ対策など
  • 役務費:​導入コンサルティング、設定、マニュアル作成、研修、保守サポートなど

これらを組み合わせて申請することが可能です。

おすすめITツール

★Adobe Acrobat Pro DC / Adobe Creative Coud

Acrobat Pro→Adobe社が提供するPDFの編集や作成、保護、共有などを行う有料版のソフトウェアです。
Creative Cloud→Photoshop、Premiere Pro、Illustrator、Adobe Express、Acrobat Pro など、クリエイティブな作業に必要なアプリが揃った充実のツールキットです。

★マネーフォワード / freee

クラウド会計ソフトです。

★Micorosoft Office

Excel、Word、Outlook等、定番ソフト。

Microsoft Office は Microsoft 365 に含まれています
Explore how Microsoft Office, now part of Microsoft 365, enhances productivity. See how Office 365 helps you work, commu...
★Google Workspase

Google社が提供する100%WEBのビジネスツールです。メール、チャット、カレンダー、ドキュメント、ビデオ会議などビジネスに必要なツールがすべて揃っております。普段から使い慣れた「Google」を仕事でもご利用いただけます。

ビジネス向けの合理化とコラボレーション ソリューション | Google Workspace
メールやチャットなどのビジネス向けソリューションとして Google Workspace をご活用ください。今すぐビジネス向けコラボレーション ソリューションを導入して合理化を図りましょう。
★Vectorworks

2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションです。 専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務をさらに効率化をはかります。

Vectorworks 2025|新機能紹介
Vectorworksシリーズをはじめとするデザイン・BIMソフトウエアプロバイダであるVectorworks Inc.の日本支社Vectorworks Japan。建築、内装、土木造園、ステージライティング分野でデザイナーの想いを形にする...

申請手順

申請の流れは以下の通りです。

  1. 事前準備:​gBizIDプライムアカウントの取得や、SECURITY ACTIONの宣言を行います
  2. IT導入支援事業者の選定:​公式サイトで登録されている支援事業者を選びます。
  3. ITツールの選定:​自社の課題に合ったITツールを選びます。
  4. 交付申請:​オンラインで必要書類を提出し、申請します。
  5. 交付決定:​審査を経て、補助金の交付が決定されます。
  6. 事業実施:​ITツールの導入を進めます。​
  7. 実績報告:​導入後、成果を報告します。

スケジュール

  • 交付申請受付開始:​2025年3月31日(月)予定
  • 第1次締切:​2025年5月12日(月)予定
  • 交付決定日:​2025年6月18日(水)予定
  • 事業実施期間:​交付決定日から2025年12月26日(金)17:00まで​

第2次以降の締切日程については、公式サイトで随時更新されますので、定期的にチェックしてください。

審査基準

審査では、以下のポイントが重視されます。

  • 事業の有効性:​導入するITツールが事業の生産性向上にどれだけ寄与するか。
  • 費用対効果:​投資に対する効果が妥当であるか。
  • 事業計画の明確さ:​計画が具体的で実現可能性が高いか。

これらを踏まえて、しっかりとした申請書を作成することが重要です。

通常枠だけじゃない!その他のIT導入補助金の「特別枠」もチェック!

「通常枠はちょっと合わないかも…」
そんな方は、目的に応じて使える「その他の特別枠」に注目です!

2025年時点で用意されている主な特別枠は、以下の3つです👇

① セキュリティ対策推進枠

サイバー攻撃から会社を守りたい人向け!

最近は中小企業でもサイバー攻撃の被害が増えてきていて、「ウチは狙われないよ」とは言ってられない時代。
この枠では、ウイルス対策ソフト・EDR・MFA(多要素認証)など、セキュリティ強化のためのITツール導入費が補助されます。

  • 補助額:5万円〜100万円未満
  • 補助率:2/3以内
  • 対象ツール:セキュリティ対策製品(ソフト+サービス)

とくに「インシデント対応までしてくれるようなセキュリティ製品」には補助が出やすくなっています!

② インボイス対応型

インボイス制度への対応がまだ…という方へ!

「2023年に始まったインボイス制度、まだ何となくやってるけど不安…」
そんな事業者さん向けの補助枠です。

この枠では、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応した会計ソフト・請求書発行システムなどの導入費用をサポート。

  • 補助額:5万円〜50万円未満
  • 補助率:3/4以内(インボイス特例のため高め!)
  • 対象ツール:インボイス対応の会計・受発注・決済・ECシステム等

小規模事業者さんでも使いやすいツールがたくさんあります◎

③ 複数社連携IT導入枠(通称:複数社連携枠)

仲間と一緒にIT導入を進めたいなら!

この枠は、地域の商店街・団体・同業者グループなどが、複数社で連携してIT導入する場合に使える枠です。
例えば、地域の飲食店が一斉にモバイルオーダー導入するとか、商店街全体でポイント決済導入とか。

  • 補助額:150万円〜最大4,500万円(1事業あたり)
  • 補助率:2/3以内
  • 条件:中小企業3社以上が連携して申請すること

ちょっと申請は手間がかかりますが、地域全体での取り組みに最適です。

詳細は公式サイトへ

トップページ | IT導入補助金2025
「IT導入補助金2025(サービス等生産性向上IT導入支援事業)」のポータルサイトです。本事業は、ITツールの導入しようとする事業者に対して、ITツール導入費用の一部を補助する制度です。